セントウルステークスの特集記事

夏競馬も終わり、
今週から秋の中山競馬及び阪神競馬がいよいよ開幕する。


その阪神競馬の開幕週には、
サマースプリントシリーズ最終戦の
第22回セントウルステークス
が行われる。


第22回セントウルステークスは、
夏のスプリント王決定戦という位置づけだけでなく、
秋のスプリント王決定戦のスプリンターズステークスを
目指す意味でも重要
な戦いとなる。


その第22回セントウルステークスでは、
ファイングレイン(幸)及びスズカフェニックス(武豊)の
2頭の高松宮記念馬が人気になりそうである。


ファイングレインは、
3連勝で今年の高松宮記念を制しており、
更に、スプリント戦4戦4勝と底を見せていない実績からも、
第22回セントウルステークスでも人気になるのは当然といえる。


なお、ファイングレインの高松宮記念の勝利は、展開などに恵まれたものではなく、力で押し切ったものなので、第22回セントウルステークスでもファイングレインに高い評価を与えるべきである。


ただし、ファイングレインは出遅れ癖があるので、
阪神競馬の開幕週でイン有利の馬場となった場合には、
脚を余す可能性があるファイングレインを過信すべきでない
と競馬理論では判断している。


一方、去年の高松宮記念馬スズカフェニックスは、
今年に入って勝ち星から遠ざかっており、
年齢的な衰えが心配される


しかしながら、スズカフェニックスは、今年の高松宮記念において、スタートで躓く大きな不利にもかかわらず、小回りの中京競馬場で直線だけの競馬で3着に追い込んでおり、レース内容的には上位2頭(ファイングレイン及びキンシャサノキセキ)を上回る。


よって、第22回セントウルステークスにおいては、
スズカフェニックスに、ファイングレインと互角
又はそれ以上の評価を与えるべき

と競馬理論では判断している。


ただし、スズカフェニックスは追い込み脚質なので、
阪神競馬の開幕週でイン有利の馬場となった場合には、
ファイングレインと同様に、
スズカフェニックスが脚を余して敗れてしまう可能性があることを
頭に入れて
予想すべきである。


一方、サマースプリントシリーズの
アイビスサマーダッシュからは、
1着のカノヤザクラ(小牧)、2着のシンボリグラン、
3着のアポロドルチェ(勝浦)、5着のクーヴェルチュール(中館)
及び9着のマルブツイースター(和田)が
第22回セントウルステークスに出走する。


カノヤザクラは、
第22回セントウルステークスを是が非でも制して、
サマースプリントシリーズチャンピオンの座を
逆転で手に入れたいところ
である。


ただし、カノヤザクラのアイビスサマーダッシュの勝利は、新潟1000mで有利な外枠に恵まれたものであることを忘れてはならない。


よって、
サマースプリントシリーズチャンピオンを狙う本気度を
加味しながらも、第22回セントウルステークスにおいては、
出遅れ癖があるカノヤザクラを過大評価すべきでない
と競馬理論では判断している。


第22回セントウルステークスにおいては、
アイビスサマーダッシュで5着のクーヴェルチュールを
穴馬として注目
している。


クーヴェルチュールは、
9ヶ月ぶりの競馬となったアイビスサマーダッシュにおいても、
カノヤザクラと0秒3差の5着に好走しており、
叩き2走目となる第22回セントウルステークスでは
もう少し走れるだろう。


また、クーヴェルチュールは先行力があるので、阪神競馬の開幕週でイン有利となる可能性が高い馬場状態もクーヴェルチュールに有利に働きそうである。


よって、開幕週にもかかわらず
追い込み脚質の馬が人気を集める
第22回セントウルステークスにおいては、
先行脚質のクーヴェルチュールを穴馬として評価すべき
と競馬理論では判断している。


一方、キーンランドカップからは、
1着のタニノマティーニ(秋山)、6着のシンボリグラン、
7着のトウショウカレッジ、9着のコパノフウジン及び
11着のアイルラヴァゲインが
第22回セントウルステークスに出走する。


タニノマティーニは、
高松宮記念2着馬のキンシャサノキセキを破って、
キーンランドカップを制しており、
キーンランドカップの勝利を簡単にフロック視することはできない。


しかしながら、タニノマティーニの高松宮記念の勝利は、イン有利の馬場でインの3番手を追走する展開に恵まれたものであり、レース内容的な価値は高くない。


よって、キーンランドカップの勝利だけで、
タニノマティーニを過大評価すべきでない


ただし、阪神競馬の開幕週でイン有利となる可能性が高い
第22回セントウルステークスにおいても、
タニノマティーニが再度インの3番手を追走できるようであれば
キーンランドカップを再現して勝利を収めてもおかしくはない
と競馬理論では判断している。


キーンランドカップで6着のシンボリグラン及び7着のトウショウカレッジは、外が伸びない馬場に脚を殺されて敗れたので、能力的にはタニノマティーニと互角以上である。


よって、第22回セントウルステークスにおいては、
シンボリグラン及びトウショウカレッジは、
展開さえ嵌れば一線級相手でも好走可能である。


ただし、
第22回セントウルステークスは開幕週に行われるので、
シンボリグラン及び
トウショウカレッジに展開が向く可能性は低い

と競馬理論では判断している。


別路線組では、
ジョリーダンス(岩田)及びローブデコルテ(福永)が
実績的に注目される。


ジョリーダンスは、去年の安田記念で3着に好走しており、短距離戦ならば牡馬の一線級相手でも通用する素質を秘める。


ただし、ジョリーダンスは、
今年の春の走りを見る限り、年齢的な衰えは否定できない


よって、名手岩田騎手を確保した点は評価しながらも、
第22回セントウルステークスにおいては、
ジョリーダンスに押さえ程度の評価を与えれば十分
と競馬理論では判断している。


一方、ローブデコルテは、オークス馬であり、
実績的にはこのメンバーに入っても遜色はない。


また、ローブデコルテは、今年の阪急杯において
スズカフェニックスと差のない3着と好走しており、
単純なメンバー比較では第22回セントウルステークスでも
通用しそうである。


しかしながら、ローブデコルテの阪急杯の3着は、イン有利の馬場で好位のインを追走する展開に恵まれたものであり、内容的な価値は高くない。


よって、
ローブデコルテのオークス馬としての実績には
敬意を表しながらも、
第22回セントウルステークスにおいては、
ローブデコルテにあまり高い評価を与える必要はない
と競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、
第22回セントウルステークスに出走する
有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、
枠順、展開、調教及び馬場状態などの様々な要素を加味して、
第22回セントウルステークスの最終的な予想を決断する。


競馬理論のファンの方は、
第22回セントウルステークスの予想をお楽しみに。

ローカル競馬も終わり、関東では中山競馬場、関西では阪神競馬場での秋競馬がいよいよスタートする。


その阪神競馬場では、サマースプリントシリーズの最終戦となる第21回セントウルステークスがメインレースとして行われる。


第21回セントウルステークスでは、アグネスラズベリ(角田)、キョウワロアリング及びサンアディユ(川田)が、2007サマースプリントシリーズのチャンピオンを狙う。


サマースプリントシリーズで10ポイントを獲得しているキョウワアロリングは、52キロのハンデ、ハイペースの展開及び外が伸びる馬場というすべての条件に恵まれて北九州記念を制したが、レース内容的には価値が低い。


よって、キョウワアロリングが、第21回セントウルステークスで好走してポイントを獲得する可能性は低いと競馬理論では判断している。


11ポイントを獲得しているサンアディユは、直線競馬の適性が高くアイビスサマーダッシュを制したが、コーナーを回る第21回セントウルステークスでは好走する可能性は低い。


よって、サンアディユも、キョウワアロリングと同様に、2007サマースプリントシリーズのチャンピオンになる可能性は低いと競馬理論では判断している。


アグネスラズベリは、函館スプリントステークスで1着、キーンランドカップで2着しているように、短距離戦ならば安定して走っており、第21回セントウルステークスでも安定した差し脚を発揮できそうである。


よって、アグネスラズベリは、夏に対戦してきたメンバー程度ならば、再度先着する可能性が高い。


そのため、アグネスラズベリにとっては、夏を休養していた実力馬(オレハマッテルゼ(武豊)、キンシャサノキセキ(藤田)及びフサイチリシャール(鮫島)など)に先着できるかが大きなポイントとなる。


ただし、アグネスラズベリは、現在15ポイントでサマースプリントシリーズでトップに立っており、第21回セントウルステークスに出走する有力各馬がポイントを獲得していないことを考えると、そのままサマースプリントシリーズのチャンピオンとなる可能性はかなり高いと競馬理論では判断している。


サマースプリントシリーズに出走していない休養組では、オレハマッテルゼ、キンシャサノキセキ及びフサイチリシャールが人気となる。


オレハマッテルゼは、去年のG1高松宮記念の勝ち馬であり、実績的には断然といえる。


オレハマッテルゼは、高松宮記念勝利後のレースで調子を崩していたが、今年の春の競馬では高松宮記念5着、京王杯スプリングカップ3着と復調気配を示しており、第21回セントウルステークスに出走するメンバー程度であれば、勝利を収めて完全復調をアピールしてもおかしくはない。


ただし、第21回セントウルステークスでは、武豊騎手が、オレハマッテルゼに騎乗する。


武豊騎手の騎乗によって、オレハマッテルゼが過剰に人気になるようであれば、軽視して予想すべきと競馬理論では判断している。


キンシャサノキセキは、3歳の秋のマイルチャンピオンシップでも5着に好走しており、能力的にはG1級である。


キンシャサノキセキにとっては、デビュー戦以来となる1200mの距離が課題となるが、1400mでも折り合いを欠くレースをしていたことを考えると、適性が低いとは思えない。


よって、競馬理論は、スピード能力の高いキンシャサノキセキに高い評価を与えるべきと判断している。


フサイチリシャールは、朝日杯フューチャリティステークス阪神カップを制しているように、短距離戦ならば安定した成績を収めている。


フサイチリシャールは、休み前のCBC賞で惨敗を喫したものの、道悪が影響したものであり度外視できる。


むしろ、CBC賞については、久々の1200mでも先行できたことを評価すべきである。


よって、競馬理論は、フサイチリシャールに対しても、キンシャサノキセキと同等又はそれ以上の高い評価を与えるべきと判断している。


他には、レベルの高い3歳世代のカノヤザクラ(上村)にも注目している。


カノヤザクラは、休み明けで早仕掛けとなった北九州記念でも5着に粘り込んでおり、叩き2走目で開幕週に行われるセントウルステークスならば、もう少し粘りを増しそうである。


第21回セントウルステークスにおいて、他に人気となりそうなのは、アイルラヴァゲイン(松岡)及びメイショウトッパー(和田)である。


アイルラヴァゲインは、休み明けのアイビスサマーダッシュでは4着に敗れてしまったが、春の中山のオーシャンステークスで重賞初制覇を果たしており、実績的には通用する。


ただし、アイルラヴァゲインのオーシャンステークスの勝利は、インの3番手から抜け出す展開に恵まれたものであることを忘れてはならない。


よって、第21回セントウルステークスにおいてアイルラヴァゲインの過大評価は禁物であると競馬理論では判断している。


以上のように、サマースプリントシリーズの最終戦となる第21回セントウルステークスでは、アグネスラズベリVS夏を休養した実績馬となる公算が高い。


競馬理論は、調教や枠順などの様々な要素を考慮して、いずれを重視して予想すべきかを決定しようと考えている。